うつ病の知識を理解して、少しずつ向き合う心を育てよう

周囲からサポート

うつ病についての前知識

やる気が出ない、集中できない、夕飯のメニューが決まらない、ミスを繰り返す、人と会うのが億劫、常に気分が落ち込む、自分で自分を責めてしまう、などといった症状が続いている場合、うつ病の可能性があります。近年では、うつ病に関する情報が、新聞やインターネットなどで確認できるようになったため、うつ病への認識は高まってきましたが、まだまだ偏見を持つ人は少なくありません。そもそもうつ病とはどういったものかというと、精神的・肉体的ストレスが影響して、脳の中で感情をコントロールしている神経伝達物質のバランスが崩れてしまい、脳の働きや機能が低下する事で、さまざまな影響が出てしまう、れっきとした病気なのです。もしも自分や周りにうつ病の可能性がある場合、早めに精神科に掛かる事をお勧めします。

心の病気の人への接し方

もしも家族にうつ病の患者さんがいた場合、接し方には注意が必要です。誤った接し方をすると、患者さんの病状を悪化させる可能性があります。まず注意が必要なのは、「頑張れ」と安易に励ましてはいけないという事です。励まされる事で、逆にその励ましに応えられない自分を責めて追いつめてしまう危険性があるからです。ふさぎ込んだ相手を見て、気分転換をさせようと無理に外に連れ出すことも控えた方が良いです。接し方として大切な事は、過剰な心配や励ましを避ける事です。本人のペースを大切にし、ゆっくりと休養を取らせるように心がけましょう。また、接し方についていろいろと悩んでしまい、ご家族の方が疲れてしまわないよう、患者さん共々リラックスできる方法を見つけ、病気に過敏になりすぎない事が大切です。